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実家売却前のインスペクションで、建物の現状を買主と共有する

建物状況調査(インスペクション)は、基礎・外壁・雨漏りなどの劣化や不具合を、目視や計測を中心に確認する調査です。売却に必須とは限りませんが、古い実家の状態を整理し、買主との認識差を減らす材料になります。

公開日: 2026年7月17日 / 更新日: 2026年7月17日

査定とインスペクションの役割を分ける

不動産査定は売却価格の見込みを検討するもの、インスペクションは建物の現況を調べるものです。価格査定だけでは建物の劣化状況が詳細に分かるとは限りません。仲介会社に調査実施の希望と時期を相談します。

目視中心の調査であることを理解する

国土交通省のガイドラインでは、基礎・外壁等のひび割れ、欠損、雨漏りなどを目視中心の非破壊調査で把握します。瑕疵の有無や原因、耐震性・省エネ性能、法令違反の有無まで判定するものではありません。

結果を修繕・現況売却の判断に使う

不具合が見つかったら、修繕して売る、価格へ反映する、現況を説明して売るなどを仲介会社と検討します。調査報告書は万能な保証書ではないため、告知すべき事項や既存住宅売買瑕疵保険との関係も確認します。

よくある質問

Qインスペクションをすれば欠陥住宅ではないと証明できますか?開く

できません。基本的な建物状況調査は目視等で確認できる劣化事象を報告するもので、隠れた欠陥がないことを保証するものではありません。

Q売主と買主のどちらが依頼しますか?開く

どちらからでも希望できます。売却前に売主が状態把握のため行う場合も、購入判断のため買主が希望する場合もあるため、仲介会社を通じて日程と費用負担を調整します。

本ページは一般的な手続きの目安です。相続関係、財産内容、国外居住、事業、遺言、争いの有無などによって、必要な手続きは変わります。判断に迷う場合は、弁護士・司法書士・税理士などの専門家に確認してください。