FUNERAL EXPENSES

相続税から控除できる葬式費用と、対象外の支出を分ける

一定の相続人・包括受遺者が負担した通常の葬式費用は、相続税の計算上、遺産総額から差し引けます。ただし、葬儀に関連して支払ったものがすべて対象になるわけではありません。

公開日: 2026年7月17日 / 更新日: 2026年7月17日

火葬・埋葬・通夜など通常必要な費用をまとめる

国税庁は、火葬・埋葬・納骨、遺体や遺骨の回送、通夜など通常葬式に欠かせない費用、寺院への読経料等を、控除できる葬式費用の例として挙げています。葬儀会社の請求書は明細ごとに確認します。

香典返し・墓石・法事費用は分けて記録する

香典返し、墓石・墓地の購入や借入れ、初七日など法事の費用は、国税庁が葬式費用に含まれないものとして示しています。葬儀と法要を同時に行った請求書は、内訳を確認します。

領収書が出ない支払いも記録を残す

寺院への謝礼など領収書がない場合は、支払日、支払先、目的、金額を記録し、案内状やメモと一緒に保管します。誰が実際に負担したかも分かるよう、立替精算の記録を残します。控除の可否が不明な項目は税理士へ確認します。

よくある質問

Q四十九日の法要費用は控除できますか?開く

国税庁は初七日など法事のための費用を葬式費用に含まれないものとして示しています。四十九日法要も通常は法事費用として分けて考えます。

Q香典で葬儀費用を支払った場合はどうなりますか?開く

香典の取扱いと葬式費用の控除は別に整理が必要です。実際の負担関係や申告内容に応じて税理士または税務署へ確認してください。

本ページは一般的な手続きの目安です。相続関係、財産内容、国外居住、事業、遺言、争いの有無などによって、必要な手続きは変わります。判断に迷う場合は、弁護士・司法書士・税理士などの専門家に確認してください。